「てれたっち」DA-TOUCH/WB導入事例
【尾鷲市立宮之上小学校】

導入事例TOPへ戻る

「てれたっち」DA-TOUCH/WB導入事例【尾鷲市立尾鷲中学校】

取材日:2018年3月12日

Web上で無償提供されている教材を存分に活用して準備を省力化。
授業の時間効率がアップ、発展問題も数多くこなせます。

インタビューに答える谷口亮介先生

「てれたっち」を授業に活用し、高い学習効果を実感されているという三重県の尾鷲市立宮之上小学校。同校で中心となって「てれたっち」を活用される谷口亮介先生(6年生担任)にお話を伺いました。谷口先生は、Web上で公開されている様々な教材を効率的に使い、電子黒板の特長を活かした授業を実践されています。その結果、授業の時間効率がアップし、1時間の中でたくさんの問題をこなせるようになったということです。

画面に書き込みできるから、「自分も書きたい!」と積極的に

谷口亮介先生

現在のICT環境について教えてください。

谷口先生今は徐々に整備を進めている段階で、大型ディスプレイは数クラスあたり1台、書画カメラは各学年に1台ずつ導入されています。「てれたっち」は当校では初めての電子黒板になりまして、主に多目的教室で利用しています。多目的教室は実は黒板のない教室なのですが、「てれたっち」を黒板代わりにすることで授業をすることも可能です。

「てれたっち」の導入に際して、不安などはありましたか。

谷口先生操作の面では多少はありましたが、触ってみたら特に問題なく使いこなせました。児童に関しても問題ありません。すでにコンピューターを使いなれた世代ですから、抵抗なく使っていますね。当校は図書室とコンピューター室の仕切りがない設計になっていますが、そういうことも奏功しているのか、アナログとICTの垣根なくいずれも上手に使い分けているという印象です。ICT化への下地はすでにしっかりしていると感じます。

初めての電子黒板に対する児童の皆さんの反応はいかがでしたか。

谷口先生ビジュアルメインのツールというのは、やはり反応が非常によいですね。小学校の授業はいかに集中力を保たせるかが鍵になり、大型ディスプレイがあるだけでも違いますが、画面への書き込みができる「てれたっち」には、皆「自分も書きたい!」とさらに積極的になります。これこそ電子黒板に期待している役割です。子どもは文字よりは写真、写真よりは動画というように、より視覚的なもの、動きのあるものに興味を持ちます。また、ゲーム性があるとさらに盛り上がります。三択問題などを出せば、テレビのゲーム回答者になった気分で、皆楽しんで授業に参加してきます。

電子黒板の教材コンテンツとして、様々なWebサイトを有効活用

※画像の一部を加工しています。

普段はどのような教材をお使いなのでしょうか。

谷口先生普段は文部科学省のWebサイトなどで情報収集しつつ、使い方を研究しています。探せばインターネット上に教員を支援する様々な教材が提供されていますので、存分に活用しています。電子黒板に特化したサイトもありますね。自分で1から教材を作成していくと準備の手間がかかってハードルが高いですが、既存のコンテンツを活用すれば授業の準備も大きく効率化されます。

※画像の一部を加工しています。

具体的には「てれたっち」でどのような問題を解かれるのですか。

谷口先生電子黒板は「動き」を見せることができるのが特長ですから、なるべくその特長が活かせる課題を選んでいます。例えば算数だったら速度について。AさんとBさんが歩くアニメーションを見せて、どちらの人が速いか児童と確認します。その後、CさんとDさんが歩くのを見せ、「ではBさんとCさんはどちらが速い?」というように問題を出していきます。速度は好例ですが、文字や数字だけだと理解しにくいのに、実際に動きを見てみるとストンと納得でき、理解度がまるで違うということが結構あるものです。

授業では児童の皆さんが「てれたっち」を使って、皆の前で問題を解いていましたね。

谷口先生学習のまとめの段階では練習問題をたくさん解くことが大切です。問題を解かせる際には、「てれたっち」の白板モードが活躍します。タッチペンを渡し、画面上に書き込んでもらうのですが、この時、画面の隅に問題を表示したままにしておくと、問題と解答がセットで表示されてわかりやすいですね。下記のような簡単な手順で行えます。

■白板モード上に画像表示を行う手順。※画像の一部を加工しています。

①ディスプレイに問題を全画面表示し、「
てれたっち」の透明モードを重ねる。
②「切り取る」機能で画像コピー。
③白板モードにして、切り取った画像の縮小版を隅に配置。

時間効率の向上により、より多くの問題を解くことが可能に

「てれたっち」を使って練習問題を解いていくことのメリットとは何でしょうか。

谷口先生とにかく授業のテンポがよくなります。高学年になってくると、いかに問題を多く解いたかで学力に差がつくこともあります。ですから、算数では1つの授業時間内になるべく多くの問題を解かせてあげたいのです。1時間に1、2問しかこなす時間がない、というようでは話になりません。時間配分の目安は45分のうち、最初の5分が導入、次の15分が共通問題の理解、残りの時間を発展問題を通じての習熟としています。ここで「てれたっち」があると授業効率がアップし、発展問題に使える時間がグッと増えます。クリックするだけで問題が次々に表示され、答えの画面も用意しておけば、テンポよく問題、答え合わせと進み、数をこなせるようになります。黒板に問題を手書きしていては、このようにリズムよく進めることはできません。

ICT化の過渡期にあって、新しいものと古いものをつなぐ「てれたっち」

※画像の一部を加工しています。

将来の展望についてお聞かせください。

谷口先生2018年度からは3、4年生での英語の授業が始まります。小学校では1人の先生が幅広い教科を教えますが、英語の発音まで完璧にこなすのは大変です。そこで使えるのがデジタル教材です。「てれたっち」があれば、手元のパソコンではなく、生徒が見ている同じ画面上で教材を操作できますし、タッチペンで書き込みなど入れながら動画を見ることもできますよね。小学校の英語教育は、「習う」だけでなく、文化に触れて「興味を持つ」ということも大切ですから、「てれたっち」が活躍してくれると期待しています。

今後、従来の黒板から電子黒板へ完全な移行を目指されるのでしょうか。

谷口先生あくまで電子黒板は要所で使っていくことを考えています。実物を見せたり、電子黒板を使ったり、また昔ながらの黒板と、それぞれを使い分けていくことになると思います。「てれたっち」は児童の反応がよく、目に見える効果もあるのでつい多用したくなりますが、使いすぎには注意しています。課題ごとに手段を使い分けて、ベストな授業を組み立てていきたいですね。

これからの教育現場において、「てれたっち」が貢献できる部分も多そうですね。

谷口先生手書きにも対応している「てれたっち」は、電子化派の先生はもとより、昔ながらの黒板派の先生にも使いやすく、抵抗なく使えるものです。ICT化の過渡期にある現在の学校、また教員にとって、新しいものと古いものをつなぐ役割を担ってくれるものと考えています。今後も大いに活用したく思っています。

導入学校概要

尾鷲市立宮之上小学校
学校
尾鷲市立宮之上小学校
所在地
三重県尾鷲市
開校
1928年
取材にご協力
いただいた先生
尾鷲市立宮之上小学校 谷口亮介先生
このページのトップへ
PC版を表示